|
何でこうも要領が悪いのかな
ま、でもワザとだとしたらお前も相当ヤバいとこまできてんじゃねぇ?
ホラ、また………
お前は本当に手のかかる奴だよ
校舎内のある一室。
カーテンが閉ざされ明かりはカーテンの隙間から差し込む太陽の光のみ。
今は丁度昼頃だろうか。
昼休みを目前にそわそわと時計を気にする生徒もうかがえる。
そんな4時間目の授業の時間。
学校にそぐわない声が暗い視聴覚室で響いていた。
「やっ……んンッ……あう…やめっ…」
「嫌じゃないだろぃ?」
両腕をネクタイで縛られ身動きが出来ず体を捩る事しか出来ない。
中途半端に脱がされた制服が余計に動きを制限する。
愛撫に耐えるように震える女子生徒、を上から冷ややかな目で見下ろすのはの彼氏の丸井ブン太。
「、俺の質問に答えろよ」
「……っ」
「昨日何してた?」
簡単な質問。
しかし、余りにも簡潔に冷たく言うブン太に軽い質問では無い事が伝わってくる。
案の定その事を聞かれたは大きく体を反応させ、口を閉ざした。
その事が余計にブン太を苛立たせる。
「答えろって」
「やぁぁっ……!あぁっ…!」
差し込まれた指が動き回り、背中を反らし喉を天へと向ける。
白い喉元にブン太は噛み付くように唇を寄せると、首筋をきつく吸い上げた。
「やぁぁっ……んッ…!」
「……答えられないって…?」
首を横に振りながら、喘ぎ声しか上げる事の出来ないを見てブン太は囁いた。
鎖骨をぺろりと舐めるとそこにも痕を残す。
「じゃ、質問をかえてやるよ……昨日仁王と一緒に居たよな?」
「!!……い、いなっ…い……」
「嘘は良くないぜぃ?嘘は」
勢いよく指を引き抜くと、入れ替わりに自分自身を埋めていく。
足を肩にかけて激しく揺さぶるとは涙を流しながら声を上げた。
「やっ…あぁぁっ……!」
「そんなに俺から逃げたいのかよ」
「違…っ……雅治、とは……やぁぁっ!」
が言葉を発したとき、ピンポイントを突いてやる。
腰をうねらせて絶頂を迎えてしまった彼女は力なくだらりと倒れる。
「他の男の名前を呼ぶなって言ってただろぃ?」
「うぅっ……も、もう…やめてよ……ブン太ぁ…っ」
目に涙を溜めて見上げてくる。
そんな事されたら止める事なんて出来ないのに、分かっていない。
ブン太はゆっくりとの中から自身を引き抜く。
イっていないブン太はまだ天を仰いでいる。
「、まだ終わってないぜ?」
「え…っ?……やっ!」
の体をうつ伏せにさせると膝を立たせ、お尻を突き出すような体勢になる。
慌てて戻ろうとするの腰を掴んでそれを阻止する。
「やだ…っ……やめて…やめてぇぇっ!」
「俺から逃げようとするにはお仕置きが必要だよな?」
「な、何……っ」
拘束され無理やり抱かれたというのにまだ何かをされるのか。
の顔に恐怖の色が浮かんでくる。
ブン太の顔を見ようと振り返ろうとするが、それよりも先にブン太が力強く突起を掴んだ。
「いやっ…あぁっ…」
だらだらとだらしなく垂れてくるものを掬い上げるように指に絡めるとそのまま後孔へと運ぶ。
入り口に塗られるような感覚にびくりと体を跳ねさせる。
「や、やだぁっ……ソコ…っ」
「後ろも気持ち好いらしいぜぃ?」
「や、やめ…っ」
「お 仕 置 き」
ニッとブン太が笑ったような気がした。
逃げるように腰を前へと動かそうとするが、ブン太の腕によって腰は引き戻され
解されても無い後孔へ一気に差し込まれる。
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁ……っ!!」
「キツ……っ」
あまりの痛さに目の前が霞む。
ブン太が動くたびにギチギチときつい音が聞こえてくる。
それでも、ブン太の動きが止まる事は無かった。
「やだっ…やめっ……やめてぇぇぇぇぇっ!」
泣き喚くを見下ろしながらブン太は呟いた。
「俺からは逃げられないぜぃ」
逃げたらころす
2007.8.2